アサヒ飲料株式会社によるマーケティングワークショップを実施しました

本学では、2025年5月12日（月）から8月31日（日）まで、アサヒ飲料株式会社と連携し、同社による会員制ウォーターサーバー「WATER BASE」の実証実験を実施しています。利用者は専用アプリに事前登録し、マイボトルを持参することで、冷水?常温水?温水の中から選んで給水することができます。

この取り組みの一環として、同社CSV戦略部によるマーケティングワークショップが2日間にわたり行われ、計30名の学生が参加しました。

DAY①：企業理解とターゲット設定

初日は、アサヒ飲料株式会社のCSV戦略部の社員から新規事業やサステナビリティ戦略について説明があり、学生たちは企業のビジョンについて理解を深めました。その後、「N=1探索」と呼ばれる手法を用いて、学内におけるウォーターサーバーの具体的な利用ターゲットを想定し、グループディスカッションを行いました。

DAY②：アイデア発表とフィードバック

2日目は、各グループがDAY①で検討した内容を基に「WATER BASE」の継続利用促進に向けたマーケティング施策を発表しました。「会員登録者へのプレゼント配布」や「歩数に応じた特典制度」など、本学のキャンパス内で過ごす学生ならではのユニークなアイデアが多数提案されました。発表後は、活発な質疑応答が行われ、アイデアをさまざまな角度から考える機会となりました。ワークショップの最後には社員からの講評もありました。

参加学生からは、「ワークショップを通して普段聞くことのできない貴重な話や、アサヒ飲料株式会社さんの取り組みを知ることができた」「グループワークを通して、慣れないマーケティングだったが、実践的な経験をすることができた」「具体的な施策の立案方法を学べ、今後のサークル活動や就職後にも活かせると感じた」などの声が寄せられました。

今後は、ワークショップに参加した学生の中からアンバサダーを募集し、今回のワークショップで生まれたアイデアを実際にキャンパス内で展開していく予定です。学生たちが主体となって生み出した施策が、どのように実行されていくのか、今後の展開が注目されます。